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駅弁についての読み物です   
●駅弁コラム                   ●駅弁コラム(過去掲載分)

「サイト開設にあたって」 2003年11月4日
 
 皆様はじめまして。「駅弁案内処」家主(管理人)、「のーむ」と申します。
 この度「駅弁」についての新しい情報発信を目指して、このようなサイトを開設させていただき
ました。今後ともよろしくお願い致します。

 駅弁に関するサイトは既に先人達のの立派な物が複数あり、私としても二番煎じをしてもつま
らないので、ちょっと視点を変えてみることにしました。
 駅弁というものは、東京、名古屋、大阪と言ったターミナル駅では、まず入手に苦労することは
まずありませんが、それ以外では意外に苦労することがあります。それこそ、昭和30〜40年代の
時代であれば、特急や急行の停まる駅には必ずと言って良いほど駅弁屋さんが居て、首から台
をぶら下げて「おべんと〜」と連呼しながら、ホームを売り歩いていたものでした。
 
 しかし、新幹線が各地に走るようになって相対的に乗車時間が短縮されたり、それまで支線にも
足を伸ばしていた特急や急行が廃止されたことで、そのような駅からは駅弁が次々に消えて行き
ました。
 また、国鉄が民営化されてJRになってからは駅の中にコンビニが出来て、そこの安いけど決して
美味しいとは言えない弁当と、JR各社の子会社である調製元が優遇されるなど、駅弁の販売環境
は年々悪化の一途を辿っており、多くの駅弁が存亡の危機にさらされていると言っても過言ではあ
りません。
 実際に、今年に入ってから既に広島県の福山駅、高知県の高知駅、千葉県の成田駅で調製元が
倒産または廃業となり、成田駅からは駅弁そのものが消滅してしました。

 ところが、私的に見ると多くの調製元が、あまりにも商売下手過ぎると思うんですね。もちろん、か
つては黙っていても作れば売れた時代もあった訳で、決して殿様商売とは言いませんが、そんな時
代があっただけに「いかにして売るか」と言う発想に切り替えるのが、なかなか難しいのかもしれま
せん。

 私が最も一番典型的だと思うのは「いつ、どこで、どの」駅弁が売られているかについて、確かな
情報があまりにも少ないこいうとです。本来であれば、調製元の全国組織である「日本鉄道構内営
業中央会」のサイトあたりで、このような情報が網羅されるべきなのでしょうが、更新が遅く情報量も
少ないため、用を為していません。その中でも西日本支部だけは独自に「駅弁図鑑西日本編」として
充実した、更新も早いサイトを持っていますが、他の地区では同調する様子が見られません。
 また、各調製元が独自に作ったサイトも、更新が遅かったり、製作してそのまま一度も更新され
ない、という事例が多く見られます。

 もうひとつの有力な情報源として「時刻表」があります。しかしこれも、販売時間の記載がある訳
でも無く、もちろん全種類の駅弁が掲載されているわけでもありません。
 おまけに、駅弁販売を中止した駅にも今だに「弁」マークが付いていたりと、特に小駅での駅弁
入手で、うっかり信じて行ったらひどい目に遭うこと必至です。
 笑うに笑えないのは地域版のある時刻表で、一部の商品に「要予約」と注意書きがありながら、
どこに予約すれば良いのか書いていないこと。記載している方は親切心で書いているのでしょうが、
これは「買えません」と言っているのと同じことで、常識では有り得ません。

 実は私自身、これらの情報が少ないため何度も絶食、またはおつまみだけで腹を満たすという
憂き目に遭って来ました。
「駅弁」とは旅の大事な一要素だと思います。やはり、その土地ならではの名物を素材にして、空腹
を満たすだけではなく、そこに旅情を感じることが出来る大事な名脇役なのです。全国均一のコンビ
ニ弁当を駅で買って車中で食べても、そこに旅情を感じる人は皆無だと思います。
 秋から冬にかけて各地の百貨店やスーパーなどで頻繁に「駅弁大会」が催され、大勢の人が押し
かけるのは、なかなか旅に出られない寂しさを、せめて駅弁の旅情溢れる世界で紛らわそうという
気持ちの現れだと私は思っています。
 長くなりましたが、この「駅弁案内処」では、多くの人達が旅先でお目当ての駅弁を確実に入手
出来るように、そして各地で頑張っている調製元の力になれるような情報を提供して行きたいと
考えております。

 このサイトは非営利にて運営していますので、もちろん情報の漏れや誤りもあるかも知れません。
ただ、出来るだけ情報の有用性を確保出来るように努力して行きたいと思います。
 また、いくら「駅弁」が好きだからと言っても、一方的な駅弁屋さんの応援団だけをするつもりもあり
ません。駄目なものは駄目、不味い物は不味いといったことははっきり主張して行きたいと思ってい
ます。
 と言うのも、世の中の決して少なくない人達は「駅弁は高くて不味い」思っているのです。これは、
実際にそんな駅弁があるからであって、しかも販売量の多い(つまり食べる人の多い)ターミナル駅
の駅弁にその傾向が強いため、こんな認識が広がっていると思います。

 しかし、地方の駅弁屋さんでも「駅弁」とは何かを忘れたような味気無い弁当や、がっかりさせられ
る駅弁に出会うこともあります。全国各地に素晴らしい駅弁が多いのに、たったひとつの駅弁が不味
かった為に「駅弁嫌い」になる人もいる訳で、残念であると同時に、多くの真面目な調製元に対する
背信行為とも言えます。
 味や好みは人それぞれ、という前提を踏まえた上で、主張すべき点はしっかりと主張していきたい
と考えています。それが、数多い魅力ある駅弁存続のためになることを願って。
 
 長くなりましたが、駅弁の魅力を少しでも多くの方々に伝えること、その入手の手助けを出来るよ
う、微力を尽くしていきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

           ●駅弁コラム(過去掲載分)


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